600万円トランスジェット vs 19万円PIXELWAVEで、印刷対決

1.対決前に、機器の説明


対決するDTFプリンターは2台です。

1台めは、メージマジック社製の「TransJet DTTS-602」
2台めは、弊社販売の「DTF-NeXT A3」 です。

PIXELWAVE DTF-NeXTは、A4サイズモデルの場合、小型 家庭用 15万円 DTFプリンターとなりますので、個人の方でもお求めやすくさせていただております。

今回のテスト用の画像データは、同じものを使用します。

そして、印刷場所は同じですので、気温や、湿度も同じとなります。

インクや、フィルムは、それぞれの機械にあった物を使用する必要がありますので、 これらの材料による品質の違いは出てくるはずです。

★対決する内容としましては、品質、速度、印刷した際の見た目の3つです。

この「TransJet」は、600万円の中国製OEMでして、中国でも5本の指に入るDTF技術者が開発。
弊社も、大量印刷時には、お世話になっているプリンターです。

弊社のDTF-NeXT機は、中国OEMではなく、純粋な日本製品です。
そして、弊社のDTFプリンターは、約15万円~という業界最安値マシンです。

2つの両マシンは共通点があります。
それは、プリンターの心臓部である、プリンター・ヘッドと、コアシステムは、全てエプソン製ということです。

そして、世界中のDTFプリンターの心臓部であるヘッド、主要設計、規格は、90%がエプソン製、もしくは、エプソンの違法コピーなのです。

また、心臓部以外は、各社、サブシステムを追加する形で、印刷品質、インク管理、速度強化、RIPシステム、 運用システムを、構成しています。 TransJetは、写真、動画にあるように、ヘッドは4つで、下二つが白インク用、上二つがカラーインク用です。

PIXELWAVEは、ヘッドは1つです。

簡単ではありますが、機器の説明を終わります。

(ご注意:サイト内の画像や動画は転用禁止です。)





2.イザ対決! フィルムシートへ印刷


各部位ごとに対決で気づいたことを、明記します。

写真の順番は、下記になります。

1番目が、原本
2番目が、TarnsJet
3番目が、PIXELWAVE



2-1、全体写真

★お手数ですが、写真を拡大して確認ください。

原本と、2つの写真を比較すると、
・TransJetは、全体的にボケていることがわかります。
・PIXELWAVEの方が、解像度がくっきりしています。

(ご注意:サイト内の画像や動画は転用禁止です。)




2-2.グラデーションや中間色の確認


・TransJetは、平均的にむらなくグラデーションと中間色が印刷されているように見えます。

ただし、★TransJetは、ボケ感が全体的にあるので、もしかすると、ムラが、ボケによって柔いでいる可能性もあります。

・PIXELWAVEは、インクの薄い場所が色ムラが発生してます。1、2%ぐらい、インク量を増やす必要がありそうです。

(ご注意:サイト内の画像や動画は転用禁止です。)




2-3、小さい文字の確認


・TransJetは、ボケ感や、ひずみが見られます。一番下のラインの小文字「y」は、文字の途中で切れています。

・PIXELWAVEは、ある程度、小さな文字もしっかり印刷されてます。

(ご注意:サイト内の画像や動画は転用禁止です。)




2-4、一般的な画像の確認


・TransJetは、やはりボケ感や、ひずみが見られます。鹿の写真がぼけてます。それと、右のビルの看板の文字も歪みがみられます。

・PIXELWAVEは、ある程度、原本と比較しても、鹿はある程度印刷されてます。ビルの看板もTransJetよりはしっかり印刷されてます。

(ご注意:サイト内の画像や動画は転用禁止です。)




2-5、解像度を必要とする写真の確認


・TransJetは、文字盤の文字も、いたるところでボケ感や、ひずみが見られます。

・PIXELWAVEは、ある程度、しっかりと印刷されてます。

(ご注意:サイト内の画像や動画は転用禁止です。)




3.黒色Tシャツを作成

・TransJetは、PIXELWAVE、両方とも、黒Tシャツに対して、白引きがしっかりしており、フルカラー印刷は綺麗です。

両マシンとも、10センチの距離に近づかない限り、肉眼では、細かい違いは判別できませんでした。

※世の中に売られている一般的な商品レベルとしては、両方とも全く問題ないです。
(ご注意:サイト内の画像や動画は転用禁止です。)



4.対決結果とまとめ


・印刷時間について

A)TransJetは、1分23秒
B)PIXELWAVEは、5分19秒

・印刷品質について、

A)TransJetは、全体的に歪みが多く見受けられました。

実は、TransJetのような高速印刷マシンの欠点は、印刷品質が低下するということです。

イメージマジック社からのアドバイスとしては、印刷速度を落とせば解決できるとのこと。

さらに追加で30%速度を落として、印刷時間を2分ぐらいに設定したほうがよさそう。

B)PIXELWAVEは、全体的に、普通に印刷ができてます。

今回のTransJetと比べて、遜色はないと思います。

それと、PIXELWAVEは、白インクの消費量コントロール機能により、TransJetの80%程度です。
白びきの状態がわかる写真を、それぞれ掲載します。

フィルムシートの裏面の白引き状態を見ていただくとわかると思いますが、TranJetの白びきより、暗くなっている理由がそのためです。

濃いインクが印刷されている部分は、白引きが薄くなっています。


・対決の勝利者は!
価格がPIXELWAVEの30倍もあるマシンと比較すること自体問題はあるのですが。。。

同等の印刷品質にすると、TransJetは印刷時間2分、PIXELWAVEは5分、比率で2.5倍。

そして価格比は30倍です。

★対決の勝者は、PIXELWAVEにさせていただきます。
当然、弊社の販売商品ですので、どうしても肩入れしてしまいますが、
価格差30倍と、印刷品質を同じとした場合、印刷時間が2.5倍。これらを加味して、評価させていただきました。


もちろん、TransJet DTTS602は、日本国内で大量生産用のDTFプリンターとしては、最強最高マシンです。

(ご注意:サイト内の画像や動画は転用禁止です。)



SHOPPING GUIDE

お買い物ガイド

お支払い方法

  • 銀行振込
お支払いについての詳細はこちら

送料・配送について

  • ■ 送料について
  • 送料は、商品ごと、配送地域ごとに異なっております。ご理解の程、宜しくお願い致します。
  • ■ 発送について
  • 通常のお届け日数は、商品によって変わりますが、ご注文またはご入金確認後5-10営業日以内に発送となります。
送料・配送についての詳細はこちら

返品について

不良品や品違いであった場合は、商品到着後7日以内に弊社にご連絡の上、送料着払いにてご返品後、良品と交換もしくは返金いたします。


返品についての詳細はこちら

お問い合わせ

カテゴリ一覧

ページトップへ